船坂との交流

船坂の風景
 賑やかな市街地から山一つ越えた西宮北部の地「船坂」には、四季折々の花や鳥のさえずり、棚田にあぜ道、古民家など日本の原風景が今も息づいています。その自然に惹かれて、豊かな自然と人情のある里山を愛す人々が繋がりはじめています。

西宮船坂ビエンナーレ2009

 昨年から地域住民の有志が地域全体で情報を共有しようと「船坂新聞」を発行。船坂に暮らす全ての人・企業・施設に配布し、ホームページでも発信しています。これを読んだアーティストの発案で船坂里山芸術祭実行委員会が結成されました。協賛金を出し合い、またボランティアで参加するなど、地域が一丸となって今回のビエンナーレを開催します。
 

●船坂新聞とは…「船坂盛り上げ隊」が2008年10月創刊。直後に「船坂新聞倶楽部(構成員13名)」と発展改称し、月に1回発行しているフリーペーパー。インターネットからダウンロードもできます(「船坂新聞」で検索)。

船坂の歴史

船坂の古民家

 有馬温泉の湯舟をこしらえたことから村名の頭に舟の字を用いたと言われています。村人が行基菩薩に鯉を与えた場所として残る「鯉塚」、弘法大師が通行の妨げになっていた大岩を投げたという「弘法の投げ岩」、有馬温泉に通った太閤秀吉が路に迷わないようにと書いた「太閤の道しるべ岩」など言い伝えが残る場所が点在します。文人・墨客の往来が多くなるにつれ、村は発展し文化水準も上がり、明治5年には西宮市最古(合併まで)の舟坂小学校が開校しました。近年の少子化で平成22年をもって同小学校は閉校することになりましたが、自然を残した地域の特長を活かした次世代育成の取り組みをしようと様々な企画が進められています。

 船坂の産業

画像の説明

 湯舟づくりを支えた林業から、戦前は養蚕、野菜づくり、激寒な気候を利用した寒天づくりが盛んに行われていました。戦後はパセリをはじめ清浄野菜やツマもの、青味大根などが主力となり、寒天づくりは気候の温暖化で廃業に追いやられました。現在は無農薬野菜やそばなど特長のある農業へと移行しています。
 

朝採りの船坂野菜を毎土曜に売り出します

船坂の野菜を戎参道で販売

 船坂地区と戎参道(西宮中央商店街)との南北交流事業を機会に、船坂の美味しい有機・無農薬(低農薬)の野菜を戎座人形芝居館横で販売することになりました。毎週土曜日の午前10時~4時ぐらいまで(売り切れ次第終了)コバコベジの小林さんが、その日の朝に農家さんの畑から採ってきます。野菜たちは、ぴちぴち新鮮!
 
 

 西宮船坂ビエンナーレ2009~プロローグ~

left,~プロローグ~

平成21年10月25日(日)~11月23日(日・祝)
10:00~17:00(総合案内受付けは16:00まで)
西宮船坂ビエンナーレ2009~プロローグ~
(主催:船坂里山芸術祭実行委員会/共催:船坂自治会・船坂農地農業を考える会.船坂子ども会)

西宮船坂ビエンナーレ2009

西宮の里山「船坂」は、棚田・かやぶきの古民家・有馬温泉への湯山古道…。失われつつある日本の原風景がいまなお息づいています。日本一美しい赤とんぼ「みやまあかね」が生息している土地としても知られており、棚田や畑では野菜や果実が実ります。
人間の「こころ」が通い合い自然と共存する場所でアートを通じた「癒し」の空間を感じてください。

 そして、船坂には地元の新鮮野菜を使った料理やおいしい水で作った飲み物をご用意するレストランやカフェもございます。お食事や休憩にお使いください。近くには有馬温泉もあり、疲れを癒す。みなさんそれぞれの楽しみ方で、秋の充実した時間をお送りください。アーティスト・地域住民・ボランティアみんなで、お待ちしております。

西宮船坂ビエンナーレ2009~プロローグ~のサイトはこちら