人形芝居えびす座の紹介

人形芝居えびす座
人形芝居えびす座

〜「えびすかき」の復興をめざして〜

傀儡子

傀儡子

西宮の傀儡師の演じる人形操りを「夷かき」と呼ばれ、人形の箱を首から下げて人形を操り全国を廻りえびす信仰を広げました。安土・桃山時代に西宮の傀儡師の活動は最盛期を迎え、淡路や徳島の人形浄瑠璃に発展していきましたが、西宮では徐々に廃れていき、明治の終わりに吉田小六を最後に消滅してしまいました。
私たち人形芝居えびす座は、この「えびすかき」を貴重な地域文化遺産として復興させることを目的に商店主で結成しました。阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた西宮中央商店街を含む地域のまちおこしのシンボルとして設立した戎座人形芝居館を主に、子どもや大人も楽しめる「えびすかき えびす舞」、五穀豊穣を祈って土地を踏み鳴らし、天地の神々を呼び起こす「寿式三番叟」、えびす語り「おこしや伝説編」、狂言あそび「猫太夫と鯛おとこ 〜釣りやんせ」などを上演しています。
平成21年12月には西宮神社ならびに百太夫神社の前で正式に「えびすかき再興」を宣言。消え失せた口上を再現し、神と人間の媒体である人形を回して人々を勇気づけた門付け「えびすかき」を再現してまいります。

出演歴(抜粋)

フランス「国際人形劇フェスティバル」

フランス シャルルヴィルメジュール市での「国際人形劇フェスティバル」

■2011年:フランス シャルルヴィルメジュール市にて開催される「国際人形劇フェスティバル」に参加。2013年、2015年、2019年にも継続参加。
■2013年:「飯田人形劇フェスティバル」伝統芸能部門で招待参加(2014年、2015年、2018年、2019年も継続参加)。
■2013年:人形浄瑠璃街道主催の「淡路人形鱧祭り」(2013年 京都八坂神社能舞台/2014年 池坊学園ホール)にて上演。
■2014年:白鷹禄水苑主催「弱法師」に出演。
■2015年:静岡県主催「国際白隠フォーラム」及び、「伝統芸能フェスティバル」に招待参加。
■2015年:厄神文楽「東光寺」に文楽の人形遣い吉田和夫氏と共演。
■2014年:能楽師・辰巳満次郎氏の創作能「道頓」に参加。劇中でえびす舞を上演。
■2015年:厄神文楽「門戸厄神東光寺」に文楽の人形遣い吉田和生氏(2017年に人間国宝指定)と共演し、以降も毎年開催。
■2016年:カンボジアにて、コンボンドム州の観光局ならびに文化芸術局主催の交流イベントに出演。プノンペンでのKIZUNAフェスタ(日本大使館主催)や、日本人学校でも上演し好評を得る。
■2018年:出雲糸操り人形の復活を祝う「出雲フェスティバル2018出雲と人形芝居」に招待参加。
■2019年:インドネシア・バリ島のハラパン高校、国立キンタマーニ高校の授業で三番叟とえびす舞を上演。
■令和元年:座長が全国のえびす神社を周る「令和のえびすかきの旅」を開始。
他、地域内外の祭やイベント、大学・高校・小中学校に出演多数

テレビ出演歴(抜粋)

NHK「ええとこ」

NHK「ええとこ」

朝日放送おはよう朝日です」に出演。
NHKぐるっと関西おひるまえ」で、2度紹介される。
NHKええとこ」で西宮の紹介の中で取り上げられている。
関西テレビよーいドン」で「となりの人間国宝さん」に認定された。
eoひかりテレビ原田伸朗のこのまちええなあ」に出演。
兵庫県ネット情報誌ふるさと兵庫“すごいすと”」に取り上げられた。
テレビ大阪かがくdeムチャミタス」にメインゲストとして出演。
その他、京阪神間のケーブルテレビに出演多数。

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