西宮神社 人形劇の図書館コレクション展「世界が見た 街頭紙芝居展」

西宮神社 人形劇の図書館コレクション展「世界が見た 街頭紙芝居展」
上演案内

西宮神社 人形劇の図書館コレクション展「世界が見た 街頭紙芝居展」

このたび、人形劇の分野では国内のみならず世界有数の「劇人 兼 人形劇プロデューサー」である潟見英明先生のご協力の下、潟見氏が主宰する人形劇の図書館との協働で、同図書館所蔵物の中から「えべっさん」にまつわる作品を集めて、西宮神社で企画展示を定期的に開催することとなりました。
第2回は「世界が見た 街頭紙芝居展」というテーマのもと、人形劇の図書館が2019年にフランスのシャルルヴィル・メジエールで開催された世界人形劇フェスティバルで展示し好評を得た「街頭紙芝居の世界」を西宮神社で開催。団塊の世代以上の人は回顧でき、子どもや若者には新鮮な発見があることでしょう。西宮神社に参拝された際は、是非、えびす信仰資料展示室(社務所1階ホール受付前)にお立ち寄りいただき、作品をご鑑賞くだされたらと思います。

「街頭紙芝居」の作品

「街頭紙芝居」の作品

「街頭紙芝居」は昭和5年から35年頃までという比較的短い年月の間に日本中を席巻していました。毎日、自転車でやってくる街頭紙芝居は、子どものための文化の最たるものでしたが、TVの台頭により、映画館などあらゆる庶民娯楽の衰退と共にあっという間に消えていったのです。
そうしたノスタルジーだけでなく、印刷された教育紙芝居と違い、一枚一枚手描きの肉筆画の街頭紙芝居の存在感が、あらめて魅力的なメデイアとして注目され、日本だけでなく「KAMISHIBAI」は世界中に広がっています。
人形劇の図書館は、その貴重な肉筆の街頭紙芝居を約500巻(1巻10枚程度)収蔵し、各地で展示も行ってきました。2年前(2019年)のフランスでは開催したギャラリーで過去最高の入場者を記録し、「GAITO KAMISHIBAI」は紛れなく世界の注目を集めはじめていると言えます。
ひと昔前、西宮神社境内や近辺でも街頭紙芝居に集まる子どもたちの姿がありました。今回の神社の森を背景にした展示はきっと皆様に街頭紙芝居に興味を持ってもらえることでしょう。


■開催期間:2022年1月15日(土)〜3月31日(木)9:00~16:00 入場無料

■主催:西宮神社/企画・運営:人形劇の図書館・人形芝居えびす座

■会場:西宮神社 えびす信仰資料展示室(社務所1階ホール受付前)

■アクセス:阪神「西宮駅」えびす口より南西徒歩5分(兵庫県西宮市社家町1-17)

■問合せ:TEL0798-33-0321(西宮神社)、TEL0798-39-1723(人形芝居えびす座)

WEB:http://www.o-iri.com/puppetlibrary/【人形劇の図書館 蔵書データリスト】

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