高齢者の財産管理 ②【弁護士法人 芦屋西宮市民法律事務所】(191号)
法律相談
高齢者の財産管理の方法は、複数あります。日常生活自立支援事業、成年後見制度、家族信託(家族型の民事信託)、財産管理契約などがあります。いずれも、本人に代わって、家族や専門職が財産を管理し、日常の金銭管理をしたり、財産を守ったりします。それぞれ、メリット、デメリットがありますので、本人や家族でよく話し合い、利用しやすい方法を選びましょう。
今回は、日常生活自立支援事業について説明します。地域の社会福祉協議会が運営するサービスで、日常的な金銭管理等を手伝ってくれます。例えば、少額の預貯金の出し入れ、公共料金や家賃の支払い、通帳・印鑑や年金証書等の預かり、福祉サービスの情報提供や相談など、日常生活に密着した支援です。利用料金は、1回数百円~1000円程度が多いようです。関心のある方は、お近くの社会福祉協議会にお問い合わせください。
問い合わせ
弁護士法人 芦屋西宮市民法律事務所
西宮市甲風園1丁目8-1 ゆとり生活館AMIS5階
TEL 0798-68-3161 ※阪急西宮北口駅北西出口 徒歩約5分