新型コロナウイルス関連詐欺にご用心！（181号）

2020.07.11

法律相談

弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所

こんな手口があります。→①「給付金の支給に必要です。担当者が伺いますので、通帳かキャッシュカードを渡してください」　②「母さん、オレ。保証人になった友達の飲食店がコロナで倒産寸前なんだ。何とか緊急融資を受けられることになったけど、保証金を振り込まないといけない」　③「ワクチン開発の出資を限定募集」　④「特効薬を数量限定特別販売」　⑤マスク等を送りつけて代金を請求　⑥消毒業者を装って訪問し、不安をあおって契約させ、代金を請求　⑦通販業者や金融機関を装って限定セールや口座情報確認等のメールを送り、偽サイトに誘導して、ウイルスに感染させたり、お金を振り込ませたり、クレジットカード情報を入力させたりする…。
どれも、冷静になればおかしいと気づきます。いったん保留して、自分で一から調査したり、信頼できる人や機関に相談しましょう。「自分は騙されない」「自分が狙われるはずはない」といった意識は、とても危険です。少し前のことですが、筆者の母が②に類する電話を受けました。

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