大蔵流狂言　志芸の会公演　衣鉢を継ぐ　―伝承―（178号）

善竹 忠亮　博士論文提出記念

衣鉢を継ぐ　―伝承―

茂山久治（後の善竹彌五郎）（1883−1965）は６世野村万蔵や３世茂山千作など名手がある中で、狂言方として初めて重要無形文化財の個人指定（人間国宝）を受け、善竹家を創始。彌五郎の半生とその芸について、彌五郎の曾孫である善竹忠亮が研究し、博士論文として提出。
今回の舞台は、初舞台は「以呂波」で祝福すべきとの彌五郎の意思を継いで、次世代への願いを。彌五郎が声の妙手として“語り芸”が魅力だったことから「二千石」を。また、劇作家の武智鉄二が絶賛してやまなかった彌五郎のはまり役「右近左近」、の３作品を上演します。

◉上演演目

以呂波（いろは）
二千石（じせんせき）
右近左近（おこさこ）

善竹 忠亮　博士論文提出記念　衣鉢を継ぐ　―伝承―

■日時：10月26日（土）14：00開演（13：30開場）■会場：湊川神社神能殿　神戸市中央区多聞通3丁目1-1（JR神戸駅、阪急・阪神「高速神戸」駅すぐ）■料金：一般前売り4000円（当日4500円）、学生2000円、小中学生1500円※未就学児は入場不可■申し込み・問い合わせ：TEL078-841-1645、メール：zenchiku10ban@gmail.com
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