ママも赤ちゃんも助産師もみんなが笑顔であるように!(185号)

ママも赤ちゃんも助産師もみんなが笑顔であるように!(185号)
1面特集記事

ママと赤ちゃんに寄り添う母乳育児相談でこうありたい育児を 一般社団法人ママズケア

母乳が出すぎる。しこりや白斑がある。赤ちゃんが飲んでくれない!母乳をやめたい、妊娠中から手入れしたい、子育ての相談がしたい、抱っこや寝かしつけがうまくできないなど。新米ママには不安がいっぱい。そんなときに、「かかりつけの助産師」として自宅まで来てくれるママズケアの乳房ケアやベビーマッサージが評判となっています。

■中医学を乳房ケアやベビーマッサージに活用!

「『赤ちゃん語は世界共通語』、生後8ヵ月くらいまでは世界中の母音を聴き取れた赤ちゃんも親の話す言語を母語としていきます。ひとりひとりの赤ちゃんの成長発達やママの思いを伺い、『こうありたい育児』に寄り添います」。と話すのは一般社団法人ママズケア代表理事の南田理恵さん。出産後の女性がほぼ全員が乳房の変化に悩みます。ひとりで悩むママの助けになるように来所だけでなく往診もしています。
看護大学生の頃、重い病気の子どもを担当したときに、何を話しかけても笑顔のない子どもに、できることは背中や足を優しく撫でさすることだったそうです。「続けているとあるとき子どもが抱きついてきて、笑顔が生まれコミュニケーションが取れた と喜びがこみ上げました」。その後、赤ちゃんや幼児に同様にしていくうちにマッサージに興味を覚え、当時はまだ知られてなかったベビーマッサージのサークルを始めます。
もっと詳しく勉強がしたいと、大連市(中国)の医科大学に子連れで留学しました。そこで、中医学の指圧と按摩の他に、推拿(すいな)というツボを刺激する撫でさする方法を学び、乳房ケアやベビーマッサージに活用することで、健康の助けになるようオリジナルの手技を創案しました。「すいな法乳房ケア」として助産師対象の研修会を主宰したり、中医学すいな法ベビーマッサージは26年間で約5万組の親子に伝えています。公務員から助産所開業、法人を立ち上げて現在はシェア助産院を運営しています。

■助産師のスキルアップと働き方を応援!

助産師学校では乳房ケアの手技は習いません。勤務しながら先輩から伝承されるだけで、スキルに自信のない助産師が多く、そのため、乳房のケアや相談が受けられない病産院も多いのです。ママたちがどこでも痛くない乳房ケアを受けられるように、助産師向けの研修会をオンラインと、全国の会場や院内研修として対面でも行っています。
「とにかく、ママも助産師さんも、みんなが喜びあってほしい」と、この秋からは研修を終了した助産師さんが働きやすい環境をつくろうと、可能な時間に働ける委託制「シェア助産院」の仕組みもスタートしています。
★詳しくはInstagram、HPを御覧ください。

◎南田理惠さんプロフィール:助産師・看護師 神戸市看護大学臨床教授
■乳房ケアと育児相談:西宮夙川・宝塚駅前・名古屋・東京➡母乳不足、出過ぎる、乳腺炎、卒乳断乳後などのケアと相談
■すいな式ベビーマッサージ:西宮阪急・宝塚

■問い合わせ 助産所ママズケア 西宮本院

西宮市神楽町11-20 イースト夙川202 TEL0798-58-0209 【電話受付時間】月~金曜9:00~17:00 「ママズケア」で検索
http://mamascare.com/

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