便秘症【ほづ医院 保津真一郎(内科医師)】(177号)

リハビリテーション科・内科・胃腸科 ほづ医院
ヘルスコラム
便秘症【ほづ医院 保津真一郎(内科医師)】(177号)

便秘症【ほづ医院 保津真一郎(内科医師)】(177号)

高齢者は便秘により腸閉塞になることがあります。便秘の薬は便を柔らかくする「浸透圧性下剤」の「酸化マグネシウム」と腸を刺激して動かす「刺激性下剤」の「センノサイド」という薬が中心でした。
「刺激性下剤」は強力ですが、毎日使うと効果がなくなります。「酸化マグネシウム」は、腎臓障害者は高マグネシウム血症になります。2012年に「上皮機能変容薬」という腸液の分泌を促進する便秘の薬も発売されました。
2017年に「慢性便秘症診療ガイドライン」が発表され、下剤の使い方が見直されています。

在宅療養支援診療所 ほづ医院 保津真一郎(内科医師)
西宮市里中町3-3-5(阪神鳴尾駅北5分) TEL0798-45-2711
http://www.asahi-net.or.jp/~RX2S-HZ
E-Mail:hozu@medical.email.ne.jp

関連記事一覧