地域の病院と医院とのかけはしを目指して【西川医院 西川 宏信(日本外科学会 外科専門医)】(173号)

内科・外科・皮膚科・性感染症内科・肛門外科 西川医院
ヘルスコラム

内科・外科・皮膚科・性感染症内科・肛門外科 西川医院 院長 西川 宏信 先生

★前号(172号)からドクターコラムを担当してくださっています。

 阪神西宮駅南側の戎参道(西宮中央商店街)にある西川医院。昨年、「このまちの赤ひげ先生」と信頼されていた父の後を継いで開業しました。

◆歴史ある医院だそうですね?

祖父が戦前からこの西宮で開業したのですが、戦争(空襲)で消失し、そこから再建したと聞いています。祖父は大変気難しく、患者さん、特に男性には厳しく対応していたそうです。  その後、父が院長を継いだときに、明るく冗談を交えながら診察するスタイルに、当初皆さんはたいへん驚かれたとのことです。この診察スタイルは私も受け継がせていただき、できるだけ患者さんの訴えには耳を傾けるようにしています。

◆幅広い診療が得意?

平成8年に川崎医科大学を卒業して神戸大学第2外科に入局、その後神戸大学医学部附属病院から、たつの市民病院外科まで4回の転勤を経て、最後のたつの市民病院では10年間勤務しました。  勤務医時代は外科医として勤務していましたが、科を超え内科、麻酔科などの仕事もこなしていましたので、比較的幅広く診療をこなせるようになりました。

◆外科手術も執刀される?

たつの市民病院では、外科部長という役職まで頂き、大きな手術や最新の手術をこなせるようになっていました。その後、病院が慢性疾患中心の方針に変わり、これを機会に勤務医を引退して平成28年に父から西川医院を継承させていただきました。  ただ、やはり卒後ずっと外科医としての技術を磨いてきたので、これを活かすべく、週に1回、芦屋セントマリア病院にも勤務して大きな手術はこの病院で行うこととしています。

◆地域の病院と医院とのかけはしに?

勤務医時代は開業医さんとの繋がりを大切にして、直接に名指しで患者さんを紹介して頂けていました。しかし、いざ開業医となったときは、そんな勤務医を知らずまた、大きな病院の先生を覚えてもすぐに転勤となるなど不便を感じていました。  しかし、今は週に1日、芦屋セントマリア病院にも勤務をしていますので、いざとなればいつでも患者さんを受け入れて下さり、また勤務医もしているため、いつでも診察に行けるという便利さを感じております。このことを活かし、今後の診療に役立てればと思っております。

内科・外科・皮膚科・性感染症内科・肛門外科 西川医院 西川 宏信 (日本外科学会 外科専門医)
西宮市馬場町3-23 (阪神西宮駅から南3分・戎参道内・専用駐車場5台有)
TEL0798-33-5202

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