西宮脳卒中地域連携パス【ほづ医院 保津真一郎(内科医師)】(181号)
ヘルスコラム
「クリニカルパス」とは治療のスケジュールを定めた計画書です。西宮市では「西宮脳卒中地域連携パス」というのがあり、地域連携で急性期病院、回復期病院、在宅医で「クリニカルパス」を共有して治療方針が統一でき、治療の経過を確認することができます。
急性期病院で症状が落ち着いたら、集中的なリハビリが必要となります。大きな回復は最初の3か月と言われています。回復期病院のリハビリは理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)がおり、理学療法士は歩行のリハビリ、作業療法士は食事、トイレ、入浴の日常生活動作や細かな手の指のリハビリ、言語聴覚士は嚥下訓練や発声会話訓練をします。これを1日最大3時間、土曜日曜祝日休み無しで行います。食事、着替え、洗顔、歯磨き、トイレ、入浴などもリハビリとして、退院して生活できるように取り込まれています。
ほづ医院 保津真一郎(内科医師)
医院再開準備中(詳しくは H Pで)。オンライン診察・相談 準備中。
西宮市里中町3-3-5(阪神鳴尾駅北5分)
http://hozu-clinic.com/
E-Mail:hozu@medical.email.ne.jp