花粉症と上手く付き合うコツ【西川医院 西川 宏信(日本外科学会 外科専門医)】(172号)
内科・外科・皮膚科・性感染症内科・肛門外科
暖かさを感じるにつれ増える病気と言えば「花粉症」です。多くはスギ花粉によるアレルギーで、今まで平気だった人が急に今年から発症してしまうこともあります。いったん発症すると、「スギ花粉が有害」と身体が覚えてしまっている間は症状が続きます。
主な治療は、症状を抑える抗ヒスタミン剤の内服です。この抗ヒスタミン剤は、意外にも診療所や病院以外でも入手できる一般的な薬になっており、代表的なものは風邪薬です。ですから風邪か花粉症か迷ったら、取りあえず風邪薬を飲んでもあながち間違いでも無いのです。
しかし抗ヒスタミン剤には「眠気が起こる」という重大な欠点があり、車を運転するときには不向きでしたが、最近この欠点が改善された新薬が開発されました。当院では、ガンコな花粉症には朝には眠気の少いものを処方し、夜はあえて眠気のくるものを処方したりと工夫を重ねています。花粉症でお困りの方は一度ご相談ください。
内科・外科・皮膚科 西川医院 西川 宏信 (日本外科学会 外科専門医)
西宮市馬場町3-23 (阪神西宮駅から南3分・戎参道内・専用駐車場5台有)
TEL0798-33-5202