一人で通院が難しくなった患者さんのために【西川医院 西川 宏信(日本外科学会 外科専門医)】(188号)

内科・外科・皮膚科・性感染症内科・肛門外科 西川医院
ヘルスコラム
一人で通院が難しくなった患者さんのために【西川医院 西川 宏信(日本外科学会 外科専門医)】(188号)

一人で通院が難しくなった患者さんのために【西川医院 西川 宏信(日本外科学会 外科専門医)】(188号)

西川医院では、高齢化で通院が難しい患者さんに対しては往診などしていますが、その時に役立つのが「介護保険」と言う制度です。通院が難しいことは一人での外出が難しいことになるので、介護保険を申請できる状況と言えます。
介護保険は、市役所の高齢介護課で申請しますが、申請の際にかかりつけの診療所を聞かれるので、かかりつけの診療所があることが必要です。その後、調査員が患者さんの自宅を訪問し、患者さんの実際の状況を確認します。この時の調査員の報告書は、今後の介護の度合いを決めるのにかなり重要になるため、できれば家族等が同席して詳しく状況を伝えることが大切です。かかりつけ医には、患者さんの病気や介護の必要性等の意見書を書いてもらいます。その報告書と意見書を見て、審査会で介護度が決められます。
この時に「要支援(1〜2)」か「要介護(1〜5)」かが決まります。この判定は認知症があるか、自力で歩けるか、食事が取れるか、介護にどれぐらい手間がかかるか等、細かい要素で決まります。

内科・外科・皮膚科 西川医院 西川 宏信 (日本外科学会 外科専門医)
西宮市馬場町3-23 (阪神西宮駅から南3分・戎参道内・専用駐車場5台有)
TEL0798-33-5202

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