コロナ、インフルエンザのワクチン同時接種が可能に【西川医院 西川 宏信(日本外科学会 外科専門医)】(189号)
ヘルスコラム
ようやくコロナ第7波も少しづつ収束に向かっている状況の中、これから冬に向かい心配されるのは、インフルエンザかと思います。この約2年間のコロナ禍で、インフルエンザの流行は比較的小規模で済み、大流行には至りませんでした。
原因としては、「コロナとインフルエンザの同時流行は無い」と言うあまり根拠のない話がありますが、そんなことはなく今後は「同時流行もあり得る」かと思っております。
コロナに対する対策は、感染者からの飛沫を浴びないことや、やはりワクチンかと思われます。インフルエンザも感染者からの飛沫を浴びないのはもちろん、部屋の湿度を高めに保つことや、やはりワクチンかと思われます。10月から新しいコロナワクチンが出る見込みの中、今年はコロナ、インフルエンザの両ワクチンの同時接種が可能になりました。10月15日頃からはインフルエンザワクチン接種も始まると思いますが、今年はコロナ、インフルエンザのワクチン同時接種を考えても良いのかもしれません。
内科・外科・皮膚科 西川医院 西川 宏信 (日本外科学会 外科専門医)
西宮市馬場町3-23 (阪神西宮駅から南3分・戎参道内・専用駐車場5台有)
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