フレイルの予防【ほづ医院 保津真一郎(内科医師)】(175号)

リハビリテーション科・内科・胃腸科 ほづ医院
ヘルスコラム
フレイルの予防

フレイルの予防

高齢者の筋力や活動低下している状態を「フレイル」と言います。予防には食事(栄養)と運動が大切です。「国立長寿医療研究センター」では次の事を勧めています。①欠食をしないようにしましょう。②食欲がない時は間食で栄養補給しましょう。③肉か魚を1日2品、卵か豆腐を1日1品食べましょう。④牛乳やヨーグルトを1日コップ1杯取りましょう。⑤噛みやすく飲み込み工夫しましょう。
フレイルの原因には、運動不足があります。運動の基本はウォーキングやレジスタンス運動(筋力トレ)です。週2回から3回がお勧めです。フレイル度の簡単なテストは、立位で目を開けた状態で片足を上げて8秒間保てるか、両腕を組んだ状態で椅子に腰かけて、立ったり座ったり5回繰り返します。10秒以上ならば、フレイルの可能性があります。

在宅療養支援診療所 ほづ医院 保津真一郎(内科医師)
西宮市里中町3-3-5(阪神鳴尾駅北5分) TEL0798-45-2711 ★日本ヘリコバクター・ピロリ感染症学会員
http://www.asahi-net.or.jp/~RX2S-HZ

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