矯正のお話【保田矯正歯科 保田好秀】(191号)
ヘルスコラム
今回は矯正から少し離れ、「ホワイトニング(薬剤を使って歯を白くする行為)」の話です。矯正治療で歯並びがきれいになると、今度は歯を白くしたい!という要望があり、お応えはしてはきました。ただ、痛い!しばらくはコーヒーも抹茶も赤ワインもカレーも醤油もダメ!表面のツヤが無くなった感じ等々、白さに辿り着くまでにも、白さをキープするのにも多大な忍耐と努力が必要でした。ところが、近年、ほとんど痛く無く、食事、飲み物制限なし、歯面も滑沢になり、歯質も強化してくれる、ポリリン酸を併用するホワイトニングの手法が登場しました。
私のように年齢が進みますと、エナメル質が薄くなって、象牙質の色が目立って歯が黄ばんで見えるのですが、そういう歯の色の変化にはホワイトニングが有効な手段となります。私の場合、2回、3回と日を置いて繰り返しやってもらうと、パーッと明らかに白くなりました。歯が白くなったからと言って、本質的なものは変わりませんが、高揚感というか、何か浮き立つものを感じ、いわゆるアンチエイジング効果を実感しました。
「明眸皓歯」という四字熟語を持ち出しても、今どきの人には“?”と思いますが、昔から白い歯というのは憧れるものなのですね。それが、ほとんど副作用や制約が無くできるのは、なんともありがたいポリリン酸です。
保田矯正歯科 保田好秀
西宮市甲子園口3-20-3 0120-87-3015
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