インフルエンザと高齢者【ほづ医院 保津真一郎(内科医師)】(176号)

リハビリテーション科・内科・胃腸科 ほづ医院
ヘルスコラム

インフルエンザと高齢者

高齢者は免疫力が低く、インフルエンザにかかりやすく、重症化しやすいので注意が必要です。
厚生労働省によると、70才以上の高齢者の場合で、インフルエンザでの死亡率はなんと平均の30倍を示しています。今年、予防接種した高齢者施設で74人が感染し、そのうち7人が亡くなりました。
日本感染症学会は高齢者施設で感染が発生したときには、インフルエンザの薬(タミフル)を予防投与(保険適応外・自費負担)することを勧めています。インフルエンザに接触した高齢者は、タミフル予防投与で死亡を減らせるでしょう。

在宅療養支援診療所 ほづ医院 保津真一郎(内科医師)
西宮市里中町3-3-5(阪神鳴尾駅北5分) TEL0798-45-2711 ★日本ヘリコバクター・ピロリ感染症学会員
http://www.asahi-net.or.jp/~RX2S-HZ

関連記事一覧